怒涛の引き金となる一話——第149話あらすじ
前話に引き続き、第149話も禪院家を舞台にした重苦しくも劇的なエピソードです。本話では真希が完全に“壊れた”瞬間から始まります。
実の父である扇を打ち倒した真希は、そのまま禪院家の忌庫へ向かいます。そこで待っていたのは、双子の妹・真依の命と引き換えに差し出された“剣”でした。呪具を扱う禪院家にとって、忌庫は重要なシンボルでもあり、それを破壊することは、家そのものを否定する行為です。
真依の最後の言葉とともに、真希はその全てを焼き払い、禪院家に宣戦布告するかのごとく、静かに戦火を放っていきます。
姉妹の絆が切り離された瞬間
第149話の最も衝撃的な場面は、やはり真希と真依の別れのシーンです。
真依は【術式の代償として、真希と“体の一部”を共有していた双子】であり、2人の間には呪術的にも非常に強い結びつきがありました。つまり、どちらか一方が死ねば、もう一方にも深い影響がある──そう読者は理解していました。
しかし、本話で真依は自らの命と引き換えに、呪霊も破壊できる特級呪具を「生み出して」消えていきます。
「あんたは一人でいい」
このセリフは一見冷たくも聞こえますが、真依なりの覚悟と決別の言葉でもあります。“自分は弱い、でも真希は戦える”という絶望と信頼が織り交ざったこの言葉に、読者は涙を堪えきれませんでした。
SNSの反響:「真依ちゃん」「しんどい」の声続出
本話は公開直後から、X(旧Twitter)を中心に「#呪術廻戦149話」がトレンド入り。とくに真依の死に対しては、ファンからの痛切なコメントが殺到しました。
「死ぬ覚悟で武器を託す姉妹」「理不尽に抗うための喪失」など、シーンそのものの重層的な意味が語られていました。
また、今話の描写の構図が『BLEACH』や『鋼の錬金術師』を彷彿とさせるとの指摘もあり、演出的にも高い評価を受けています。
タイトル「葦を啣む」の再解釈と深化
前話に引き続き、今回のサブタイトルも「葦を啣む」。2話連続で同タイトルが使用されるのは非常に異例であり、そこに込められた意味を深読みせずにはいられません。
「葦を啣む」は前回の考察で述べた通り、禅語として“自然の一部として真理を受け入れる姿勢”を象徴する言葉です。
しかし本話における“葦”は、もはやしなやかで折れない存在ではなく、焼かれ、踏みにじられる運命を背負ったものとして描かれます。そして、“それでもなお啣み、受け入れる”真希の姿は、まるで悟りではなく“覚悟”のようにも映ります。
ここでの「葦を啣む」は、“壊れてもなお生きる意思をくわえ続ける”という、より過酷な意味合いを帯びているのではないでしょうか。
予測される展開:禪院家壊滅は序章にすぎない?
真希の完全な覚醒と、禪院家の粛清。それは一つの物語の終わりではなく、「呪術界の内戦」の始まりを意味している可能性があります。
以下のような展開が予想されます。
-
禪院家の残党が真希に報復を企てる(あるいは呪術総監部が動く)
-
真希が真依の意志を継ぎ、「呪術師とは何か」を問い直す旅へ
-
宿儺や羂索(けんじゃく)側との合流・衝突への布石
また、五条悟の不在によってバランスを失った呪術界において、真希という“フィジカル至上主義”の存在は、大きな波紋を呼ぶでしょう。彼女が甚爾に匹敵するか、それ以上の力を持つ今、善悪では測れない新しい戦力図が描かれる予感があります。
終わりに|“呪術廻戦”が“呪術”を否定する日
呪術廻戦という作品は、たびたび“呪術の否定”を主題にしてきました。呪術を使わずに呪霊と戦う伏黒甚爾、呪力の性質を超えた反転術式、領域展開という概念の崩壊——その流れの中で、真希の物語はまた一つの“反呪術”の到達点に思えます。
第149話「葦を啣む」は、ただ悲しい姉妹の物語ではなく、「呪術廻戦」という作品全体の軸を動かす重大なターニングポイントです。
これから呪術界はどう変わっていくのか。真希の背中に、私たちは未来を託さずにはいられません。
おまけ:宣伝
今回、取り上げた呪術以外にも、
少年漫画・少女漫画・青年漫画、ラノベ・BL/TL・実用書・雑誌・写真集など、自分の好きな作品や人気の作品が、レンタだと70%OFFで購入して読めちゃいます。
70%OFFの対象は、単話じゃなくても、1巻、全巻まとめ買い、他の作品とのまとめ購入等、金額に上限がありません。
とりあえず、最初に詰め込んどくだけ詰め込んで購入すると一番お得になるブックライブの70%OFFクーポンを使って、呪術まとめ買いしまくってください!
興味ある方はぜひ。
コメントを残す